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僕に染み込む愛。

僕に溶け、僕と成り、僕と生き、僕と消える、愛そのもの。

そんな愛を、僕にください。

愛を、ぬくもりを、彩りを、慈しみを、僕にください。

悲しみを、痛みを、恨みを、嫉妬を、僕から奪ってください。

君は僕の愛する人。

君は僕の愛する人。

君は僕に染み込んで、僕に溶け、僕と成り、僕と生き、僕と消えてくれますか?

君は僕の愛する人。

君は僕の愛する人。

だけど僕は君の愛する人じゃない。

君は他の誰かに染み込んで、誰かに溶け、誰かと成り、誰かと生き、誰かと消える。

消えてゆく。

僕は君の道に入れない。介入できない。見てもらえない。

気付いてももらえない。

ねぇ、もう、僕は君を諦めるよ。

けど、お願いがあるんだ。

ねぇ、気付いてよ。

僕に気付いて。

もう、独りは嫌なんだ。

孤独は辛いんだ。

ねぇ、僕に気付いて。

気付いてよ。

お願いがあるんだ。

もう君は諦めた。気付いてもらえなくてもいい。

だから、せめて。

せめて僕と一緒に消えてよ。

僕が君を消す瞬間は、君は僕だけを見てくれるだろう?

君を独りにはしない。

君が僕を見た刻のまま、永遠になろう。

だから、だから。

だから。

だから、ね。
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世の中腐っている、とは良く言ったものだと思う。
ただ一つ異論を唱えるとするならば、腐臭を発しているのは人間そのものだということであろうか。

醜い。
人を形容するならば、これほど似合う言葉は他にないであろう。
それを体のいい解釈で繕って見せる。
その努力は認めるが、そうだと見破れる側からしてみればそれ自体も醜く見える。
どうしようもなく、一片の例外もなく、絶対的に人は醜い。

蛆と人、一体どちらがより大きい存在価値を有しているだろう。
そう考えたとしても、軍配は蛆に上がるであろう。
この惑星を汚して生きる人間は、自分達が嫌悪する虫にも劣っている。
傲慢なる人間。
我欲を満たすだけに生まれ来て、地球を出来うる限り汚して死んでいく。
傲慢を理由に堕天されたルシファーはクリフォトに堕ちた。
ならば元が熾天使でもない人間は、堕ちて何になるのだろう。

人の、存在価値は。
人という生き物には馬鹿か外道か、そうけなければ馬鹿でかつ外道しかいない。
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