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ねぇ
その細い腕で
その小さな手で
私を必死に引き止めて
無意識でも私の手を握りしめ
そんなに一人ぼっちは嫌なの?

ねぇ
その柔い体で
その危なげな眼で
私を必死に引き止めて
何度突き飛ばされても立ちはだかって
そんなに私に行かれるのは嫌なの?

私はきっと、あなたに何もしてあげられない
私はきっと、あなたの心を縛るだけ
私はあなたの顔が失望に沈むのを見たくない
私はあなたの視界からいなくなるのは耐えられない
じゃあ、わかったよ
あなたがそういうのなら、私はあなたの傍にずっといる
あなたがそういうのなら、私はあなたを信じるよ

・・・ほら、やっぱりね
けど、私はあなたを離さない
あなたが私を止めたから
あなたが傍にいてと言ったから
私はここに
あなたの横に
いるのに
いるのに
いるのに

ねぇ
行かないでよ
あなたは私の
私はあなたの
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溺れる者藁をも掴む、と言うが

その格言通り、窮地に陥った者は
自らをそこから引き揚げてくれる、
もしくはそこまで行かずとも支えになる存在を探し求める。

その姿は正に醜悪。

しかしその醜悪さこそ、人の生を映し出した姿と言えるだろう。
それを否定する気は全くなく、むしろ私はとても好きだ。

溺れる者が、水没していく姿は。
幸せ、ってナンダロウ

子供の時は、絶対的な夢が叶っていることだった気がする
宇宙飛行士とか
学校の先生とか
有名人だったり
絵を描いてたり
夢を夢と思わないで
幸せになるための前提条件だった気がする

今は、平凡であることだと思う
人並みの収入があって
人並みに恋して結婚して
人並みに子供を儲けて
人並みに死んで行く
いつからだっけ
自分に大きな可能性を求めなくなったのって

それじゃダメだって、わかってる
わかった上で、諦めてる
一度しかない人生だって
慎重じゃなくて臆病だって
理屈じゃなくて言い訳だって
わかった上で、諦めてる

夢を追いかけている大人と
人並みの大人って
どっちが幸せナンダロウ

悔しいから、夢を追っている方って答える?
客観的に見てるフリして、人並みの方って答える?
どう答えたら、私は幸せナンダロウ

幸せに、なりたいなぁ
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